睡眠時や日中に歯をすり合わせたり歯を噛み締める習癖のこと。ギリギリと音が出るもののほかに、音が出ない歯軋りもあります(食いしばり)。夜間の睡眠中、無意識に行うことが多いが、日中にも無意識に行われている場合もある。
習癖と呼ばれていますが、ストレスや、悪いかみ合わせによるところが大きいようです。また、スポーツをされている方でプレー中にグッと歯を食いしばる方もいらっしゃいます。
歯ぎしりが影響して引き起こる症状は、主に『噛むと痛い』や『歯がしみる』などが挙げられます。
歯がすり減ってしまう
応力が歯の付け根に集中し、
歯の根元が削れてしまう
ひび割れが起こり、最悪の場合
歯が割れてしまう
歯軋りは実際に自覚がない方も多くいらっしゃいます。歯軋りが原因の痛みで来院される方の多くは、「奥歯が噛むと痛い」、「歯がしみる」と来院されるのですが、虫歯も歯周病もほとんど問題ない30代の若い方も多いです。ご本人は虫歯か何かと思われていることが多いのですが、当院で歯周病検査を行うことで歯軋りが主な原因であることが初めてわかりびっくりされます。
ただ、そのような検査をして歯軋りのご指摘をさせていただいても、患者様御自身には実感がないため、納得できない場合もあります。そのような時は実際に歯軋り用のマウスピース(ナイトガード)を1週間程度使用していただきます。そうすると、固い材質でできているマウスピースが、1週間後歯軋りによって傷つき、場合によっては深くエグれてしまっているところを確認していただきます。ほとんどの患者様はそこで観念されるようです。
STEP1 | 問診により、生活習慣、お仕事の状況を確認します |
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STEP2 | 上下の型を取り、マウスピースを作製します |
STEP3 | 作製したマウスピースを患者様の歯に装着し、装着感、歯の接触状態を調整し、問題なければお渡しします。 |
STEP4 | 1週間後にマウスピースの装着感、歯の接触状態を確認し、記録を取ります。必要があれば微調整を行います。 |
STEP5 | 患者様の歯軋りの強さによっては、1か月でマウスピース本来の機能が発揮できなくなるほど、深く傷が入り、穴が開いてしまうこともあります。その場合は修理、あるいは再作製をする必要があります。患者様の来院ごとに、マウスピースの傷の状態に関する記録を取り、1〜3か月の間で来院間隔を調整させていただきます。 |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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08:30 - 11:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | × |
12:00 - 16:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○* | × | × |
* ただし土曜日のみ17:30までの診療、15:00~16:00は休憩になります。