下がった歯茎を再生させたり、薄い歯茎を厚くしたり、小帯を切ったり、固い歯茎を移植したりする手術のことを言います。
当院では、歯肉退縮 (歯茎が下がってしまった状態) に対する審美性の改善を目的とした歯周形成外科を積極的に行っております。
歯周形成外科を行うことで歯茎が下がってしまったことによる審美不良や冷水痛の改善が可能です。是非この機会に当院にご相談ください。
加齢により歯茎の下がって気になっている方
歯茎が下がって冷たいものがしみる方
被せ物を入れたが歯茎が下がって
境目が気になる方
矯正治療を行ったが
歯茎が下がってしまって気になる方
矯正治療を考えているけど
歯茎が下がると言われて迷っている方
矯正治療中にブラックトライアングルが
大きくできてしまった方
原因には加齢や歯軋り、歯周病、矯正治療による影響などがあります。歯軋りをする方は30代の方でも歯肉退縮が見られることがあります。
特に日本人は歯茎の厚みが薄く、歯茎の下にある歯を支える骨も薄い傾向があるので歯茎が下がりやすいこと言われています。
- 審美障害 -
加齢や矯正治療の影響などが原因で歯茎が下がると、歯根が見えて歯が長くなったように見えてしまうことがあります。
特に前歯ですと見た目に影響を及ぼします。
- 冷水痛 -
歯茎が下がると歯根が露出します。
歯根表面からの刺激が歯の神経に伝わり、冷たい食べ物や飲み物で歯がしみることがあります。
当院ではより良い治癒を得ることを目指し、保険適用外ではありますが再生材料であるエムドゲイン (Straumann) やリグロス (科研製薬) を用いた歯周形成外科も行っております。
1. 犬歯に歯肉退縮がみられます。患者様は歯磨き時の痛みと冷たいものがしみる症状を訴えられました。
2. 上顎の内側から結合組織を採取してきます。
3. 歯茎の内側に滑り込ませます。
4. 歯肉退縮部を覆うように縫合して固定します。
5. 手術後に歯茎が再生されています。
1. 犬歯から小臼歯に及ぶ歯肉退縮が見られます。
2. 結合組織で歯肉退縮部を覆います。
3. 歯茎を上に引っ張り上げます。
4. 縫合固定します。
5. 手術前と比較して手術後に歯茎が再生したことがわかります。
1. 矯正治療により生じた歯肉退縮
2. 結合組織で歯肉退縮部を覆います。
3. 縫合固定します。
4. 手術前と比較して手術後に歯茎が再生したことがわかります。
1. 歯茎が下がり、セラミックの被せ物の境目と歯根表面が露出して黒くなっています。
2. 結合組織を歯茎の内側に滑り込ませます。
3. 引っ張り上げながら露出部位を覆うように縫合して固定します。
4. 手術前と比較して手術後に歯茎が再生しているのがわかります。初めてセラミックで被せた直後の状態まで再生しました。再生した歯茎は厚みが増えており、再び歯肉退縮することはほとんどありません。
1. 中切歯と側切歯の間に歯間乳頭の喪失がみられます。
患者さまは審美的に受け入れられないと訴えられました。
2. 結合組織を歯間乳頭部に挿入していきます。
3. 縫合固定を行います。
4. 術後に歯茎が再生されています。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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08:30 - 11:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | × |
12:00 - 16:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○* | × | × |
* ただし土曜日のみ17:30までの診療、15:00~16:00は休憩になります。